ねぇ かおるさん 耳からつくしが生えてますよ

レイキサロン&スクール風の城☆kaoruの気まぐれ日記

   7月 15

甘露の泉

満ち満ちて

こぼれ出る

甘露の泉

父への手当ての最中だった。

わたしの中の、小さな聖杯がみちみちて、あふれ出ていくのが見えた。

気が付けば、その小さな聖杯は、いつしか、わたしと父が共有する空間を支配するほどに大きくなっていた。

わたしは、その聖杯の傍らで父に手当てをしている。

見上げるほどに背の高くなった聖杯からは、滋味あふれる聖水が満ち満ちてこぼれ出ている。

辺り一面、こぼれでた聖杯の恵みに満ちあふれ、秘境の密林のようだった。

そこでは、いのちといういのちが生い茂り、わたしたちを満たしてくれていた・・・。

あまりのゆたかさとうつくしさ、得も言われぬ心地よさに、わたしは、これに名をつけたいと思った。わたしの、たいしてない語彙力の中から探し出した言葉は、甘露の泉。

甘露とは、辞書によると「 中国古来の伝説で、天子が仁政を施すと、天が感じて降らすという甘い露。」。ウィキペディアでは、「中華世界古代の伝承で、天地陰陽の気が調和すると天から降る甘い液体。後世、王者が高徳であると、これに応じて天から降るともされた。」とある。

おなじ日。母に手当てをした。

また、甘露の泉を味わうことになるかと思いきや、観音のイメージが現れた。

こちらはまた、繊細で慈悲深く、なんとも心安らぐひとときであった。

甘露の泉。

これもまた、わたしの新たなエネルギーガジェットにしようと思う(笑)。

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