子供のころの家
わたしが育ったその家の一室の中にいると
その空間がゆらゆらと大きく揺れたと思ったら
土台から外れたその部屋はお向かいの家の方に大きく転がった
作業中だったお向かいのお家では
二人の人が犠牲になった
そんな夢を見た
自分の中の
子供のころから巣くっていたような
古いものが壊れたのだと思った
実際いま
仕事を終えて
しみじみ思うのは
自分の中の古い鋳型のようなものが
破壊されたんだなぁということ
自分自身であることの爽快感と
安心感が増したようなきがする
そして
ものすごく自由な領域が広がったように思う
大きな大きな
白いキャンバスに
なにを書こうかな・・・
いや
わたしという
宇宙の通り道を通じて
何が生まれてくるのかな・・・
そんなわくわくとともに
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