ねぇ かおるさん 耳からつくしが生えてますよ

レイキサロン&スクール風の城☆kaoruの気まぐれ日記

   2月 03

しあわせの青梅特快

「だ~れもいないな~」
とは思いつつ。

出発を待つ、立川発の青梅線の車両に座って、遠隔をしていました。

わたしは、これが青梅線の次の電車だと思っていたのです。

すると。

「すいません」と声をかけられました。

目を開けると、まだ10代の男の子。

中学生くらいかな~。

目を閉じてすわっているおばさんに、声をかけるなんて・・・、よっぽど困っていたのかな?

いやいや、電車の中には、わたし以外いなかったんでしょう(笑)。

「この電車って、これですか?」

とスマホの乗り換え検索画面を見せられた。

目的地は「西立川」。電車は、青梅特快、とある。

「この電車、西立川に行きますよ」と答えるわたし。
「でも、これって28分発ですよね?」と男の子。

「あれ?」
自分が座っている電車が、次発の17分だと思っていたわたしも、ちょっと混乱する。
(道理で誰もいないはずである!)
そして、かろうじて、「6番線かも」と男の子に伝える。

西立川にとまる青梅線が時々6番線にはいるのは知っていたので、とりあえず、わたしも電車を降りて6番線をめざす。

階段を駆け上がると、6番線をめざすわたしの目線の先に、さっきの男の子を発見。

6番線がわからず、その先の南武線の方まで行き過ぎてうろうろしている。

おやまぁ。と思ったら、男の子がくるりと踵をかえしたので、「こっちこっち」と大きな声で手招き。

めでたく、二人で6番線にたどりつき、次発の青梅特快に乗ることができました。

       ☆

男の子に声をかけられなかったら、わたしは、いつまでたっても発車しない電車の中で、一人遠隔三昧だったのですが(笑)

声をかけてくれたおかげで、予定していた電車に乗ることができました。

こんな時。

宇宙が、天使を遣わせてくれたのかなぁと思います。

リラックスしていい気分でいた方が、こういうはからいに恵まれるようにも思います。

       ☆

それにしても、かわいい男の子だったな~。

きっと、昭和記念公園で誰かと待ち合わせでもしていたんだろうね。

西立川で降りて、男の子が飛び跳ねるようにしてホームを後にしていく様子が、今も、この目に焼き付いています。

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