手放した時、はじめて、自分を縛っていたもののことを知る。
そんな時、すこしだけ自由になり、すこしだけやさしくなる。
そして、あなたへの愛しさが増す。
☆
ある年の10月。
突然に、「愛だ!」ということがわかり、それ以来、内から沸き起こるよろこびの音色がわたしを支配していた。
けれど今。
それは、内側だけでなく、外側からも響き染みわたってくるものと知った。
内と外。
やわらかにまざり響きあう。
なんとも新鮮な心地よさだ。
あなたもわたしも。
それぞれの居場所でそれぞれの世界で輝いている。
それぞれに、泣き、笑い、悲しみ、憤る。
そして、おのおのの世界を創っている。
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