品川駅にて。
「これは、浜松町にとまりますか?」
京浜東北線の急行が来たけれど、急行が浜松町にとまるのかわからなくて、とっさに前にいた若者に聞く。
しかし、その瞬間気が付いた。
耳にイヤホンが・・・。
けれど、その青年はイヤホンを外して答えてくれた。
「・・・。わかりません。」
残念!
いちかばちかで乗ってしまう手もあったけれど、そこまで急いでいなかったので、携帯で調べて、山手線で向かうことにした。
帰りの品川駅にて。
「この電車は、武蔵小杉にとまりますか?」
隣にいた女性に聞かれた。
「止まると思いますよ。わたしも、武蔵小杉でおりますから。」
そう答えて、朝の出来事を想いだした。
青年にたずねたことは、役にはたたなかったけれど、イヤホンを外して話を聞いてくれた親切がありがたかった。
そして、いま、朝たずねたわたしと同じように問われて、今度はわたしが答えてる。(笑)。
宇宙って、こんな微笑み返しが好きなのかもね。
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