その日は、少し寒い日で、わたしは毛糸の手袋をしていました。親指を除いて残りの四本の指先だけは出ているタイプのものでした。
わたしは、とある店舗にはいって普段着のハイネックのシャツを選んでいました。
秋冬用に深くて温かみのある色がいいな・・・。
この時、わたしが重要視していたのは素材ではなく「色」でしたので、手袋をはめたまま、気に入った色をいくつか手に取っていました。
ところがいざ決断するとなると、判断がつかないのです。色もサイズも問題ないはずですし、この時、わたしは、素材感を重視していませんでした。にもかかわらず、四本の指先だけの情報では体が納得していない様子でした。なにか、もやっとしたものが対象物とわたしとの間にあってうまく判断できない、といったら良いのでしょうか。
仕方なく、手袋をとって、素手で触って対象物をきちんを確認すると、ようやくわたしは品物をレジに持っていくことができたのです。
いや~。素手で触って確認するという行為はとても大切なのですね。頭では認識できなくても、なんらかの情報を受け取って体で判断している部分があるのだなぁと思いました。
レイキでは、主としてレイキの出どころとして手のひらを使いますし、その手のひらでヒビキを感知していくので、「手」というのはとても大切です。レイキも長くしていると、ヒビキという感覚がほぼ日常になって来るのですが、まだまだ知らないこと、気がついていないことがたくさんあるんだなぁと改めて認識することができました。
また、この時、経絡的に見ても、わたしの手袋は親指だけは全部カバーされていましたので、親指を通る肺の経絡が手袋によって遮断されていました。外部の波動(情報)をキャッチする肺の気の働きが十分に生かされなかったと想像することもできますね。
これからは、手袋の出番が増えてきますが、はめたり外したりと失くしやすい手袋。今の手袋はとっても気に入っているので、くれぐれも落とさないようにしたいと思います^^。
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