みまさま連休もおわりましたね。
どんなお休みを過ごされていらっしゃいましたか?
わたしたち夫婦は、例によって双方の実家に車で旅立っておりました。
そんな中、夫婦で散歩に出かけたとある朝。
新緑の中、この季節にしては寒い朝の空気を感じつつ、とあるお寺の境内へと続く石畳の参道にさしかかった時。
その道の脇に、大きな黒いアゲハ蝶が倒れているのを見つけました。
近寄ってしゃがみこんでみてみると、息も絶え絶えといった様子。まさに瀕死の状態でした。
そこで、その蝶をつつみこむように手をかざしてみました。
すると、レイキに導かれるようにしてよろよろと立ちあがりました。羽を動かそうとするのだけれど、うまくいきません。
よく見ると、右側の羽の下半分は引きちぎれ、右足も数本ありませんでした。
鳥かなにかにやられたのでしょうか・・・。
もはや自力では生きていけないでしょう。
最期のこの瞬間、ほんの少々のレイキでも安らぎになれば・・・と思い、そのまましばらく手をかざしていました。
びりびりと強いヒビキが続き、時間を忘れてしまうほどでした。
気が付くと、蝶に夢中になってレイキをしているわたしを置き去りにして(笑)、なが~い階段をのぼって参拝してきた パートナーが戻ってきました。
「おいていくよー!」と。
蝶がいたのは石畳の上でしたので、せめて土の上においてあげたいな、とも思ったのですが、 これ以上の介入ははばかられる気がして、心残りながら、その場を去りました。
時間にして、ほんの10分ほどのできごとだったと思います。
ささやなかなコミュニケーションではありましたが、わたしにとって蝶は、宇宙とのシンクロ二シティを感じさせてくれる象徴的な存在でもあるので、とても印象深い体験となりました。
そして、その日のお昼。
わたしの中で起こった溶解は、この蝶からの贈り物だったのかもしれません。
気づきとは、体験の連続の中で生まれるもの。
どんなに小さいと思われる体験も、その気づきに至るまでに必要なことなのですよね。
蝶が教えてくれたことは、わたしにとって、大きく深いギフトとなりました。
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