目を閉じて、眉間で陽を受ける。 鮮やかな光の世界が我がうちに広がり、満たし、流れていく。 それは、あたかも、滝行ならぬ、「光行」。 荘厳で繊細な光の滝が降り注ぎ、心の塵や灰汁を清めていく。 浮かんだ言葉は「良き集中」。 […]
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1月 13
1月 12
祝福
「どうしてこんなに冷たいの?」 「水仕事をしていたからね。」 彼は、何気なく答えるわたしの手をとると 「ありがとうね」 その温かな両手で包んでくれた。 家事って本当に地味な仕事。 心をこめればいくらだってこめることができ […]
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水仙
森の中。 遊歩道の階段を下っていると、一筋の風が鼻をつく。 かぐわしい水仙の香を宿していた。 根本には光もささないこの場所は、落ち葉と木々ばかり。 陽のあたる水辺に出ると、ほとりに、水仙が少しばかり集まって咲いていた。 […]
Read the rest of this entry »1月 11
覚醒
自分を知るたび 世間体や常識 まわりの声など 自分自身でないもののために いかに 自分で自分を縛っていたことかと 目が覚める ああ あの時のわたしに 言ってやりたい そんなに 自分をせめなくとも いいんだよ あなたは あ […]
Read the rest of this entry »1月 09
なにも必要ないと知るには・・・
何も必要ないと知るには、いろいろ試して、道具も使ったりして、体験してみるという過程が必要。 そこを超えていくと、ああ、もう、なにもいらないんだな、という気持ちになる。 そんな時、シンボルを使おうとしても意味がない。 体が […]
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