連休の帰省時、愛知県から大阪に移動する時、高速で土山というパーキングに止まることがあります。
今年は、こんな風に、このパーキングで見つけた小山でご機嫌なわたくしなのでしたが(笑)。
この時、気になることがありました。
なぜか、主人がパーキングの店先においてあった大きな信楽焼きの狸(よく見かけるお酒の瓶をもったタイプで、わたしの腰くらいの高さはありましたね。)を、片手で撫でているのです。
「なんで、狸なんて撫でてるの?」
とわたしは、声を出していったかどうか記憶にありませんが、心の中では確かに呟いた事を覚えています。
そして、その2時間ほど後、到着した主人の実家では、義母が、友人からだといって見せてくれた絵手紙に・・・。
あの、信楽焼きの狸が!二匹だったかな。かわいらしく描かれていました。
その翌日。
わたしは、一人で散歩に出かけました。
とあるお宅の庭先で気になるお花があったので近寄ると、そこにも!
信楽焼の狸がご登場。30センチくらいの高さだったでしょうか。
ここまで続くと、さすがに気が付きますね。
な~んで狸なんだろう???
でも、主人の実家に滞在中、そんなことは忘れてしまったのでした。
そして、出発する朝。
「高速は混んでいるから下道で信楽を抜けていこう」と主人の提案。
その昔、ティーンエイジャーのころは歴史が好きでしたので、信楽といえば、信楽宮!を連想して少々わくわく。
観光客でひしめく宇治の平等院の傍らを過ぎ、宇治の茶畑を通り抜け、緑豊かな山間を抜けていくと、現れたのが・・・。
あの、狸でありました。小さいもの、大きいもの。これホントの焼き物!?と思うくらい巨大なものまで、た~くさん!!!
そこは、信楽焼で有名な里。狸の焼き物は、今や、信楽焼のシンボル的存在なのだそう。
お土産物屋さんや、陶器屋さん、体験陶芸ができるような工房などもあって、道すがら、狸でいっぱいなのでした。
こちらのウィキにあるように!!!
そして、この時、わたしはちょうどぞろ目のグランドスラムを達成しつつあるのでした(笑)。
まぁ、振り替えてみれば、主人が行きのパーキングで狸の置物に手を置いていた時から、この旅は暗示されていたのかもしれません。
撫でてくれたお礼に、道案内を買って出てくれたのでしょうか(笑)。
しかに、なぜに、狸なのでしょう~???
ウィキによると、こうした狸たち。「他を抜く」、として、店先では、商売繁盛の縁起物として重宝されているのですって。
う~む、あやかりたいものです(笑)。
ちょっと、珍しい狸のシンクロ二シティ。
記憶のメモとしてつづっておきます。
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