朝日の中を、ぼんやりと歩きながら。
でも、「ギャラクシー街道」っていい響きだな、と想った。
☆
映画を見たのは昨日。
観終わった直後。互いの第一声は。
「感動がなかったね。」
いやね。
決しておもしろくないわけではなくて。
いろんな宇宙人の設定とか。
地球の常識ではありえない、宇宙人の生態とか。
だからこそ、地球人の思惑通りに行かないところが笑いにもなる。
それはもうおもしろくて、役者さんの演技にも釘づけだったのだ。
まぁ、笑っているうちに映画が終わってしまったという感じ。
非日常感と、ユニークな設定に、おもしろさは感じられるけれど、共感は得られにくいといったところかなぁ。
☆
でもね。
それでも、「ギャラクシー街道」という響きはやっぱりいい。
ギャラクシー街道沿いにあるハンバーガーショップに、地球人を含めていろんな宇宙人が集まって、思い思いに時を過ごす。
なんだかそれだけてわくわくしてしまう。
それってつまり、もっと地球がボーダレスになって、国とか人種とか関係なく、みんなが、互いの「常識にとらわれることなく」、互いに尊重しあって生きていく「アース」の将来なのかも。
だからなのかなぁ。
「ギャラクシー街道」って響きがわたしの心をつかんで離さないのは。
☆
そんなことを、ふと考えた、太極拳のクラスへと向かう朝のひと時でした。